一眼カメラとの接続方法

一眼レフ・ミラーレスカメラの「FTP転送」の機能を使うと、撮った写真をGraphWowのiPhoneアプリへその場で送れます。 アプリがFTPサーバー(写真の受け取り役)になるので、パソコンやルーターは要りません。 受け取った写真は、撮影時刻と記録中の位置でセッションに並びます。

用意するもの

📷 FTP転送ができるカメラ

カメラ本体か、専用のワイヤレス機器(ワイヤレストランスミッター等)でFTP転送ができるもの。メニューに「FTP」「FTPサーバー」「FTP転送」などの項目があれば使えます。

📱 GraphWowのiPhoneアプリ

ログインして、写真を入れるセッションを用意しておきます(記録中のセッションでも、終わったセッションでも大丈夫です)。

2つのつなぎ方

カメラとiPhoneを同じWi-Fiにつなぎます。ふだんは①がおすすめです。

おすすめ

① iPhoneのインターネット共有にカメラをつなぐ

📷 カメラ→ Wi-Fi →📱 iPhone→ モバイル回線 →☁️ GraphWow
  • iPhoneはモバイル回線でインターネットにつながったままなので、受け取った写真はすぐにアップロードされます。
  • iPhoneのアドレスは、ふつう 172.20.10.1 に決まっています。
  • モバイル回線のデータ通信量を使います。
電波が無い場所でも

② カメラが作るWi-Fiに、iPhoneをつなぐ

📷 カメラ(アクセスポイント)→ Wi-Fi →📱 iPhone
  • カメラの「アクセスポイントモード」でカメラ自身がWi-Fiを作ります。
  • このWi-Fiにはインターネットが無いので、写真はまずiPhoneに保存されます。
  • あとでカメラとの接続を切った時か、「サーバーと同期」を押した時にまとめてアップロードします。

手順

はじめに一度カメラへ設定を入れておけば、次からは3〜5の繰り返しです。

アプリでセッションを開く写真を入れたいセッションを開きます。出かける時なら、真ん中の記録ボタンで記録を始めてから開きます。
「カメラから取り込む(FTP)」を開いて受信を開始写真の一覧の上にある、カメラの形のボタン(「撮って追加」「ギャラリーから追加」の並び)を押し、「受信を開始」を押します。カメラに入れるアドレス・ポート・ユーザー名・パスワードが出ます。
Wi-Fiをつなぐ①なら、iPhoneの「設定」→「インターネット共有」をオンにし、その画面を開いたままカメラのWi-Fi設定でiPhoneの名前を選びます。②なら、カメラのアクセスポイントモードをオンにし、iPhoneの「設定」→「Wi-Fi」でカメラのWi-Fiを選びます。
カメラのFTP設定を入れる(はじめの1回)アプリに出た内容を、カメラのFTPサーバーの設定に入れます(下の「カメラに入れる設定」)。カメラ側で接続テストができる場合は、ここで試してください。
撮るカメラの自動転送をオンにしておくと、撮るたびに送られます。あとから選んで送ることもできます。アプリの画面には「カメラ接続中」と、受け取った写真が出ます。
終わったら受信を停止「受信を停止」を押すと、iPhoneに残っている写真もアップロードします。②の時は、iPhoneをインターネットにつないでから「サーバーと同期」を押してください。

カメラに入れる設定

項目の名前はカメラによって少し違います。値はアプリの画面に出ているものを使ってください。

種類(プロトコル)FTP(SFTP・FTPSではなく、ふつうのFTP)
サーバー(アドレス)アプリに出るアドレス。①のインターネット共有なら、ふつう 172.20.10.1
ポート2121(21ではありません)
ユーザー名graphwow
パスワードアプリに出るもの(iPhoneごとに決まっていて、アプリで変えることもできます。変えた時はカメラ側も同じ値に)
パッシブモードオン(PASV)
送り先のフォルダ空欄のまま(指定しなくて大丈夫です)
送る画像JPEG。RAW+JPEGで撮る時は、JPEGだけ送る設定にすると速く送れます

カメラのメニューでは、たいてい「ネットワーク」「通信」「ワイヤレス」などの中に「FTP」の項目があります。 詳しい場所は、カメラの説明書で「FTP転送」を探してください。

取り込みのきまり

JPEGだけ取り込みます

RAW(NEF・CR3・ARWなど)は受け取っても取り込みません。

セッションの時間の写真だけ

撮影日時がセッションの開始〜終了(前後5分)から外れる写真は入れません。カメラの時計が合っているか確かめてください。撮影日時が入っていない写真は取り込みます。

同じ写真は1回だけ

同じ写真をもう一度送っても、二重には入りません。途中で切れて壊れた写真は取り込まず、送り直せば取り込みます。

アプリを開いている間だけ受信

アプリを閉じたり、セッションの画面を離れたりすると受信は止まります。撮影中はセッションの画面を開いたままにしてください。

まだ送っていない写真

iPhoneに保存してまだアップロードしていない写真は、セッションの写真一覧にオレンジの「!」付きで出ます。押すと受信の画面が開きます。

位置は記録中のルートから

多くの一眼の写真には位置が入っていません。記録中のセッションなら、撮った時刻にいた場所で地図に並びます。

うまくいかない時

カメラのWi-Fiの一覧にiPhoneが出てこない

iPhoneは、インターネット共有に機器がしばらく(1分半ほど)つながらないと、周りから見えなくなります。iPhoneの「設定」→「インターネット共有」の画面を開くと、開いている間はまた見えるようになります。その画面を開いたまま、カメラでつなぎ直してください(つながったら閉じて大丈夫です)。アプリの画面に「インターネット共有が切れました」と出た時も同じです。

Wi-Fiにはつながるのに、FTPでつながらない・送れない
  • アプリで「受信を開始」を押してあるか、セッションの画面を開いたままか確かめてください。
  • ポートが 2121 になっているか(21のままになっていないか)。
  • パッシブモードがオンになっているか。
  • アドレス・ユーザー名・パスワードがアプリの表示と同じか。パスワードをアプリで変えた後は、カメラ側も変えてください。
  • はじめて受信を始めた時に「ローカルネットワーク上の機器の検索と接続」を聞かれます。許可しなかった時は、iPhoneの「設定」→「Graphwow Mobile」で「ローカルネットワーク」をオンにしてください。
送れたのに、セッションに写真が入らない
  • RAWだけを送っていないか(JPEGだけ取り込みます)。
  • カメラの時計がずれていないか。セッションの時間(前後5分)の外の写真は入りません。
  • ②のつなぎ方の時は、まだiPhoneに保存されているだけです。インターネットにつないでから「サーバーと同期」を押してください。
転送の途中で切れた

途中で切れた写真は取り込まないので、カメラから送り直してください。すでに取り込んだ写真は、もう一度送っても二重には入りません。

電池やデータ通信量が心配

カメラのWi-Fiと、iPhoneのインターネット共有はどちらも電池を使います。長い撮影ではモバイルバッテリーがあると安心です。①ではアップロードにモバイル回線のデータ通信量を使います(写真は小さくしてから送ります)。気になる時は②でiPhoneに保存しておき、Wi-Fiのある所で「サーバーと同期」を押してください。

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